どうも、筋トレ好きな理学療法士のてんしです!自宅での筋トレを始める前までは三日坊主のプロでした。
生産性を高めること、効率を上げることが好きで最近はNotionにハマっています(笑)

自宅トレに興味があって、「ベンチって本当に必要?」と迷っているあなたへ。
「自宅での筋トレにトレーニングベンチって必要なの?」「トレーニングベンチって買うべき?」と悩んでいる人も多いのでは?
そこで自宅トレーニング歴3年目の私、てんしが皆さんの悩みに答えていけたらと思います。
- 自分はトレーニングベンチを買うべきかどうかが分かる
- トレーニングベンチを買うメリット・デメリットがわかる
- どんなトレーニングベンチを買うといいかがわかる
結論:トレーニングベンチは買うべき
まず、単刀直入に結論から言うと
「トレーニングベンチは買うべき」
です。
ただし、あなたが「本気で体を変えたい」「効率よく結果を出したい」と少しでも考えているのであればという前提付きですが。
トレーニングベンチはただの台?違います。
これは、あなたの筋トレを“本気モード”に変える魔法のアイテムです。
でも、このベンチが一つあるだけで、あなたのトレーニングは“なんとなくの運動”から、“的確に筋肉を育てるためのトレーニング”へと進化します。
なぜそう断言できるのか、その理由を解説します。
買うべき理由
トレーニングベンチを買うべき理由①:トレーニングの「質」と「安全性」が劇的に向上する
正しいフォーム×安定した土台=効率的かつ安全な筋トレ。
これは理学療法士の私が意識していることです。
ベンチ台を使わずに行うことと自分の身体を固定する必要があります。つまり体幹や脚など他の筋肉を総動員する必要があるということです。
初心者のうちは、これでは鍛えたい筋肉への刺激が分散し、トレーニング効率が大きく低下します。
もちろんあえて不安定にすることで全身の筋肉を使うという狙いもあるのですが、フォームが固まらない初心者のうちは身体を傷める原因になりかねません。
その点、トレーニングベンチは体をしっかりと支え、安定した土台となってくれます。
結果として、トレーニングの質は向上し、無理な体勢での動作が減るため、怪我のリスクも大幅に低減できるのです。
トレーニングベンチを買うべき理由②:トレーニングのバリエーションが格段に増え、飽きない
「自宅でのトレーニングは、種目が限られていて飽きてしまう」というのも、挫折の大きな原因です。
毎日、「腕立てふせ、腹筋、背筋、スクワット」でも続けられる人もいますが、身体を変えたい!マッチョになりたい!という人には、だんだんつまらなく感じると思います。
(こういった器具を使わない自重トレーニングだけでもじゅうぶんマッチョになれますし、超人のような人もいますが)
このマンネリ化の問題も、トレーニングベンチが解決してくれます。
ダンベルプレスやインクラインプレスなど、ベンチがあることで可能になる種目は非常に多く、胸・背中・肩・腕・腹筋と、全身のトレーニングに応用できます。
これにより、あなたのトレーニングメニューは一気に多彩になります。
あとは気分的にもトレーニングベンチがあるとジム感が増して気持ちの停滞を防いでくれるでしょう。
【判断基準】あなたはどっち?トレーニングベンチを買うべき人・買わなくても良い人
ここまでメリットを解説してきましたが、「それでも自分に本当に必要か迷う…」という方もいるでしょう。
わかります。必ずしもみんなが同じ目的で筋トレをしているわけではありませんからね。
そこで、具体的な判断基準をまとめました。ご自身がどちらに当てはまるか、チェックしてみてください。
こんなあなたは「買うべき」人!
- ダンベルを持っている、または買う予定がある人
ベンチの真価はダンベルトレーニングで発揮されます。ダンベルと組み合わせることで、トレーニングの質と幅は何倍にも向上します。ダンベル×トレーニングベンチは切っても切り離せない夫婦です。 - 「Tシャツの似合う体」など、明確な目標がある人
漠然とした運動ではなく、「筋肉をつけて体を変えたい」という具体的な目標があるなら、ベンチは最短ルートを走るための必須アイテムと言えます。コスパ・タイパを意識して目標達成しましょう。 - すでに床での自重トレーニングに物足りなさを感じている人
腕立て伏せや腹筋だけでは得られない、新しい刺激が欲しいと感じているなら、まさに買い時です。新しい刺激があなたを筋トレの沼によりハマらせるでしょう。 - 忙しくて時間がない、効率を重視したい人
限られた時間で最大限の効果を得たい、と考える合理的なあなたにこそ、トレーニングの質を高めるベンチは最適な投資です。ダンベルだけでのトレーニングも有効ですが、より幅を持たせて安全に筋トレライフを始めましょう。
こんなあなたは「まだ焦らなくてOK」
- 運動習慣が全くなく、続くかどうか不安な人
まずは腕立て伏せやスクワット、ウォーキングなど、お金をかけずに始められる運動を1ヶ月続けてみましょう。運動が習慣になってから、次のステップとして検討しても遅くはありません。まずはお試しから、です! - 目的がストレッチや有酸素運動中心の人
ヨガやランニング、エアロバイクなどがトレーニングの主目的であれば、ベンチは必要ありません。目的に合った器具を選びましょう。ダイエット目的で軽めの負荷しか必要ないという人も同様です。 - 設置スペースがどうしても確保できない人
折りたたみ式を含めて検討しても、生活スペースを圧迫してしまう場合は無理禁物です。その場合は、省スペースでできるトレーニングチューブなどを活用するのがおすすめです。もしくは引っ越すのもありだとは思います(笑)

私は完全に買うべき人だ!!
筋トレでマッチョになりたいし、いろんなトレーニングがしたいし、マッチョになりたいからだ!!
おすすめトレーニングベンチと選び方&注意点
トレーニングベンチを選ぼうと思ってもいろいろ種類があってどれにしよう?
どれが自分に合っているんだ?と感じますよね。それぞれメリットデメリットがあります。
なので、ここではてんし的なおすすめのトレーニングベンチの選び方と注意点をお話していきます。
選ぶポイント
- インクラインベンチかフラットベンチか
-
急によくわからない言葉が出てきました(笑)インクラインとは要は背もたれの角度を上げることができるかどうか、ということです。フラットベンチは平らなままのベンチでインクラインベンチは背もたれの角度を調整できるもの。
てんし
私はインクラインベンチをオススメするぞ!あるのとないのとではトレーニングの幅が違うからな!だいたい0~90°の間で5~7段階に調整できればよし!
- 折り畳みができるかどうか
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自宅でトレーニングをする際に折りたたんで収納できるかどうかは重要です。筋トレをしていない時に片付けることができるかどうか。また、折りたためるなら簡単に折りたためるかはチェックした方がいいでしょう。
てんし
部屋のスペースに限りがあるなら折りたたみ機能は必須!でも筋トレ部屋を作ることができるのであれば折りたためなくても大丈夫だ。トレーニングベンチを出しっぱなしにしておくことですぐに筋トレを始められるメリットもあるからな!
- 耐荷重量は何㎏あるか
-
トレーニングベンチによっては耐荷重量が大きく違うことも多いです。自分の体重+ダンベルの重さを足した重さに耐えられるかどうかを調べましょう。また、もしかしたら後々にバーベルなどのより本格的なトレーニングをする場合にはかなり強度のあるトレーニングベンチにする必要があります。
ダンベルだけであれば耐荷重200㎏もあれば十分です。バーベルなども考えている場合は250㎏~300㎏の耐荷重で十分です。
てんし
私も最初はダンベル(片方40㎏の可変式ダンベル)だけだったけど念のため耐荷重300㎏のものにしたよ。今ではベンチプレスをするからそれで良かったと思っている!
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【私の体験談】トレーニングベンチで筋トレ継続。決め手は『やっている感』
私自身、トレーニングを始めた当初は「ベンチはまだ早い」と考え、自重トレーニングを中心に行っていました。
結果:全く続きませんでした。
筋トレを継続していくと、自重トレーニングでは回数を増やすしか負荷量を上げることができず徐々に飽きてきたんですよね(笑)
地味にキツイし、同じ種目をずっと継続するということが私の性格には合いませんでした。
その結果、自宅での筋トレを諦めたことが何度もあります。三日坊主のプロでした。
そこで「やはりダンベルとトレーニングベンチを買うべきかもしれない」と決心し、思い切って導入しました。
そして初めてダンベルプレスを行った時の圧倒的『筋トレをしている感』は今でも覚えています。
今ではトレーニングベンチなしで筋トレをする日はないくらいに活用しています。
皆さんもトレーニングベンチを買って自宅でのトレー二ングを充実させましょう!
そして今よりも少しでも成長した自分に会いに行きましょう!!

まとめ:「トレーニングベンチを買うべきか」迷っているあなたへ
「トレーニングベンチを買うべきか」という問いに対し、判断基準を交えながら私の考えをお話ししてきました。
忙しい日々の中でトレーニングの時間を確保するのは、簡単なことではありません。
だからこそ、その限られた時間を最大限に有効活用するための「効率」を追求すべきだと私は考えます。
もしあなたが「買うべき人」の条件に当てはまるのであれば、トレーニングベンチはあなたの期待を裏切らない、最高のパートナーになるはずです。
未来の健康な自分、理想の体を手に入れた自分への、最も賢い投資の一つとして、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
トレーニングベンチは、あなたの筋トレを変える一歩になる。
私と一緒に、ベンチのある自宅トレで、理想の自分に近づいていきましょう!

